概要
幅広い世代から絶大な人気を誇るラフシモンズですが、昨今はラフシモンズ本人が手がけたアーカイブと呼ばれる過去の作品の価値が見直され、2000-2004年頃のリユース品の価格が高騰しています。
ここまでの人気を博すことになった理由はなんだったのでしょう。その秘密にせまっていきたいと思います。
RAF SIMONS(ラフシモンズ)ってどんなブランド?
ラフシモンズとはベルギー出身の同RAF SIMONSによって立ち上げられたブランドです。
ラフシモンズは元々インテリアデザイナーとして2年ほど活躍していましたが、Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)のコレクションを見たときにファッションの仕事をしようと決め、独学で服のデザインの勉強をはじめました。
すぐにその才能を開花させたラフシモンズは、アントワープ国立美術アカデミーのファッション学科ディレクターのリンダロッパに出会い、彼女の後押しで1995年にミラノの展示会でデビューしました。
ラフシモンズは1999-2000年の間、一年間の休業をするも以降は毎年テーマのあるコレクションを発表し、2006年からはディフュージョンラインの「RAF BY RAF SIMONS」や他のブランドとのコラボを図るなど、精力的な活動を行ってきました。
またラフシモンズ自身もJIL SANDER(ジルサンダー)・Christian Dior(クリスチャンディオール)・Calvin Klein(カルバンクライン)など、世界の名だたるブランドでデザインを任されるなど、活動の幅を広げています。
なぜアーカイブが高騰するのか
ラフシモンズのアーカイブが高騰している理由としては、上記で紹介したような功績や影響力はもちろんですが、なんと言っても一番は唯一無二のデザイン性にあると思います。
ファッション業界では今でこそデザイン性に富んだ商品が数多く作られるようになりましたが、ラフシモンズは1990年代から一貫して“ラフシモンズらしいデザイン”を守り続けています。
更に最近では数々の著名人がラフシモンズのアーカイブを着用したり、ラフシモンズでも2017年頃から過去のアーカイブを思わせる商品を発表したりしていることも人気を呼ぶ秘訣になっています。
また、2020年にブランド設立25周年を記念して、アーカイヴを復刻したコレクション「RAF SIMONS ARCHIVE REDUX」を世界の限られた店舗で12月頃に発売する予定となっていることから今後も価格が上昇していく可能性があります。
ラフシモンズのアーカイブコレクション
ラフシモンズでは毎年テーマが決まった作品を作っていて、アーカイブでもそれぞれテーマごとの人気商品があります。
1998年:SEX PISTOLSがテーマでBlack Palms期とも呼ばれています。
1999年:Joy Divisionがテーマ
2001年:Riot Riot Riot期・テロ期(テロリスト期)
2002年:VIRGINIA CREEPER期
2003年:Closer期・消費者期
2004年:Waves期・宗教期
2005年:History of the world期・ポルターガイスト期
上記はほとんどのアイテムにプレミアがつくほどの人気があります。
例えばこの中の2001年Riot Riot Riot期の迷彩のMA-1はカニエ・ウェストなど著名人が着用していたこともあり、200万を超える価格で取引されていたり、2003年Closer期のモッズコートが80万以上で取引されていたりします。
昨今、様々なブランドでアーカイブ商品が人気となっていて、ラフシモンズだけでなく、HELMUT LANG(ヘルムートラング)やMartin Margiela(マルタン・マルジェラ)やYohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)などのアーカイブ商品の価値が上がっています。
リユース業界でも買取価格が上昇しているので今が売り時かもしれません。
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