もはやアート 時代の先をゆくYohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)

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概要

いつの時代も、それまで常識とされていたことを覆し、革新を起こした者(物)が評価されてきました。
アートではピカソ、音楽ではビートルズ、コンピュータではスティーブ・ジョブズが当時の常識を変え、劇的に変貌させてきました。
山本耀司(Yohji Yamamoto)もそれまでの業界の常識を変え、革新を与えた者といえるでしょう。
今回は山本耀司が成し遂げた偉業・功績を紹介していきたいと思います。

世界に震撼を与えた「黒」へのこだわり

山本耀司は1972年に既製服を展開する会社として株式会社ワイズ (Y’s) を設立したあと、自身の名前を冠するブランド、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)を立ち上げました。

ヨウジヤマモトの最初の革新は誕生から9年後の1981年パリコレクションで当時タブーとされていた「黒」を全面に押し出したコレクションを発表したことから始まります。
当時“黒の衝撃”と称され、人々から賛否両論の評価を受けつつも、時代に流されないその一貫された信念はその後のモード界に革命をもたらすものでした。

山本耀司の作る製品はアシンメトリーなカッティングや空気をはらんだようなドレープなど、その当時にはない独創的なもので、ジェンダーレスなデザインが特徴で、1980年代以降のモード界を牽引していくデザイナーの1人となりました。

ヨウジヤマモトはデザインもさることながら、素材へのこだわりも強く持っています。
代表的な素材は「ウール」で、ウールはコットンやリネン、シルクなどと並び四大天然素材と言われています。特徴は丈夫で、使用に伴い独特の変化をします。これは合成素材にはないもので、天然素材の特徴と言えます。
ヨウジヤマモトのコレクションでは多くのの製品に厳選されたウールが使われており、特有の空気感、独創的なデザイン、素材へのこだわりがその人気を支えています。

名作揃いのコレクション

ヨウジヤマモトの製品には長い歴史の中で生まれた、名作と呼ばれるものが数多く存在し、コレクターの間で高値で取引されているものも多く存在します。
特に1980-1990年代の製品の中には定価を超えて取引されているものも珍しくありません。
中でも1995年頃の俗に「鹿鳴館期」と呼ばれる時代のものは高額で取引されるものが多く、コレクターの中でも非常に人気があります。
人気のあるアイテムの特徴は「プリントや刺繍などの柄がある」「アシンメトリーなデザイン」で、今後も価値が上がっていくと予想されます。
年が経つにつれ、価値が上がっていくことはリユース業界としては珍しいことではありませんが、ここ数年の間でヨウジヤマモトの過去のコレクションは異常とも言えるほど価格が上がっています。
驚きと同時にそれほどまでのヨウジヤマモトの凄さを感じますね。

Yohji Yamamotoを売ろうをお考えの方は必見!

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